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■親知らずとは
人の永久歯は右側に8本、左側に8本、上下合わせて32本ありますが、それぞれ一番後ろに生えてくる歯を親知らずと呼びます。
■親知らずの特徴
昔は親知らずまできれいに生えていた人もいたのですが、最近はお口が小さくなったこともあり、
ほとんどの親知らずは半分埋まった状態のまま経過していきます。
この場合、歯のまわりの歯肉が炎症を起こして痛みを覚えたり、出血したりします。
■こんな人は治療をオススメします
- 親知らず周辺の歯肉が腫れている、痛い、出血がある
- 親知らずによって、近隣の歯が押されて痛い
- 親知らず自体が斜めに生えてきている
■当院の親知らず治療の特長
このような場合、洗浄をすることで症状は治ります。
もしも何度も繰り返す場合には、抜歯をおすすめすることもあります。
抜歯が必要な場合、当院では院内で抜歯するケースもありますし、
難症例においては鹿児島大学病院と連携し、親知らずの状態に合わせて、
安全に苦痛少なく抜歯することが可能です。
■担当Dr.のコメント
親知らずについては、そのままにしておいても、差し障りないケースが多いのですが、
逆に早く抜歯をしておけば、手前の歯が痛くならずに済むケースもあり、
真っ直ぐに生えて来なかった場合には、一度は歯科医院でレントゲン検査を受けておくことをおすすめします。
当院では、抜歯するかどうかの最終的選択はご本人に委ねますのでご安心ください。
■治療の流れ
痛みが出た場合には、レントゲン検査で診断します。
ほとんどの場合、歯の周囲を洗浄し、抗生剤を服用してもらえれば、痛みは収まります。
痛みが収まったあと、詳しく状況を説明し、治療方針を一緒に考えていきます。
■治療の平均費用
診断時には4,000円程度、
抜歯時には歯の状態によって1,000円から5,000円程度かかります。(3割負担の場合)
■治療の平均期間
診断と消毒には1回、抜歯の場合には抜歯が1回、消毒が1回で合計2回となります
■よくある質問
Q.親知らずが横になって生えてきているのですが、このまま置いておいても心配ないでしょうか。
A.そのままおいておいても、問題ないケースと問題があるケース(手前の歯が痛くなるケース)があります。
一度歯科医院でレントゲン検査を受けることをおすすめします。