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■米国式根管治療とは?
米国式根管治療とは、米国の歯内療法専門医が行う術式による治療です。
最新設備と高度な技術を用いることで、
従来の根管治療では治癒が難しかった症例でも歯を残せる確率を高めることができます。
■米国式根管治療の特長
保険適用の根管治療と比べて著しく成功率が高いのが特徴です。
根管治療は最初の治療が成功率のカギを握ります。
感染していない最初の根管治療の成功率は90%以上といわれています。
また治療前の診査・診断や難易度の評価を確実に行い、
根管治療によりどれくらい良好な予後が期待できるかを見極めたうえで治療を開始します。
■こんな人にオススメ
- 他院で抜歯と言われた方
- 自分の歯をなるべく残したい方
- 再発の少ない治療を受けたい方
- 少ない回数で治療を終えたい方
■メリット・デメリット
メリット
- 無菌的な治療を行うことができ、保険の治療と比べて著しく治療の成功率が高い
- 湾曲した根管など、難しい症例も治療可能
- マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使うため、感染源(虫歯や神経の残骸など)の見落としがない
- 治療が1回で終わるため、通院の負担が少ない
※歯冠(かぶせ物)の作成は別途必要
デメリット
- 1回あたりの時間が保険診療と比べて長い(約2時間)
- 保険適応外のため、保険治療と比べて費用が高い(70,000円~120,000円)
※当院では、各種クレジットカードやデンタルローンが利用可能です。ご相談ください。
■当院の米国式根管治療の特長
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米国歯内療法専門医の術式で治療
当院の担当医は国内に数名しかいない米国歯内療法専門医による研修を修了しており、最新のエビデンス(科学的根拠)に基づいた治療を行っています。また当院にて多数の治療実績があり高い成功率を誇ります。さらに専門医との連携により、難症例にも対応しています。
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最高峰の器具・材料を使用
根管形成にはHyFlexのニッケルチタンファイルを使用しています。
また根管充填には国内では入手できない最高峰の材料(BCシーラー)を使用しています。 -
治療中のマイクロスコープの動画は全て記録し、振り返り視聴可能
治療中のマイクロスコープ動画は全て記録しており、治療後に見ていただくことができます。実際にどのような治療が行われたか確認できることが、患者様の安心につながると考えています。
■担当Dr.のコメント
当院で米国式根管治療を担当しております歯科医師の万福と申します。
米国歯内療法専門医の研修を修了し、最先端の根管治療を学んでから根管治療に対する考え方が180度変わりました。それ以降、米国式にて多くの根管治療を経験し技術研鑽を積んだことで、今では自信をもって提供させていただいております。
根管治療は最初の治療をいかに成功させるかが大切になります。
また、既に根管治療された歯の治療(再根管治療)であっても、成功率の高い治療を行うことができます。根の治療が必要になった際にはぜひ一度ご相談ください。
■治療の流れ
①問診、治療や費用等に関する説明
症状や過去の治療歴などについてお聞きしていきます。
また、米国式根管治療の治療方法や保険診療との違い、成功率などについても 詳しく説明します。
②診査、診断、レントゲン撮影
歯の状態を詳しく診査するためにCT撮影を行います。
歯周病との関連や歯髄、根尖歯周組織の状態について細かく診断していきます。
③根管治療
治療は根管内に薬を詰めて土台を入れるまで原則1回で終わります。
歯の状態によっては2回に分けて行うこともあります。
少ない回数で終えることで、感染の機会を減らすことができます。
④歯冠修復(かぶせ物の治療)
最後にかぶせ物を入れて、治療終了となります。
かぶせ物には治療後の感染を防ぐ役割があるため、質の高いかぶせ物を入れることが大切です。
■治療費用について
費用は歯の状態・根の本数等により変わりますので、直接担当医にお聞きください。
また、歯冠修復(かぶせ物)が別途必要になります。
■治療期間について
根管治療は原則1回で終わりますが、そのあと仮歯を作製し、
場合によっては3か月程度経過をみていきます。
問題がなければ最終的なかぶせ物を作っていきます。
■よくある質問
Q.治療後に痛みがでることがありますか?
A.治療後に約6割の方に咬んだ時の痛みが1週間程度続くことがありますが、
基本的に治療の予後に影響することはありません。
Q.米国式根管治療を行った歯に、保険適応のかぶせ物を入れることはできますか?
A.自費の根管治療を行った場合のかぶせ物は保険適応外になります。
また、良好な根管治療の予後のためには、かぶせ物の質が重要であることが 論文で証明されています。
Q.治療後に短期間で予後不良となった場合、保証はありますか?
A.根尖病巣のない歯が治療後3か月以内に根尖性歯周炎を発症した場合は、無料で再根管治療を行います。
Q.治療が奏功しなかった場合、どうなりますか?
A.再根管治療をしても治療が奏功しなかった場合は、歯根端切除という外科的治療が必要になります。
歯の根の先を外科的に切除する治療です。麻酔後に歯肉を剥離し、直接外科的に根尖部の感染を除去する治療となります。
治療の成功率は90~95%となりますが、治療中歯に破折等が見つかった場合は
保存不可で抜歯となります。また、治療前にCTの撮影・診断が必要です。
根管治療後に歯根端切除術が必要になった場合は、根管治療の半額が必要になります。